台北の温泉地、北投温泉に行こう!観光で歩き疲れたら、北投温泉でゆっくり温泉に浸かるのはいかがでしょうか?
周辺にはゆっくりと散策できる見どころもたくさんあります。
北投温泉は日本統治時代にドイツ人によって発見されたそうです。その後、大阪出身の商人、平田源吾が北投初の温泉旅館「天狗庵(現・天狗庵史跡公園)」を開業したことをきっかけに発展した温泉地です。
ここで採れる「北投石」はとても珍しく、世界でもここ北投と秋田県の玉川温泉でしか産出されないそうです。意外な日本とのつながりもある北投温泉で台湾の温泉文化に触れてみてください。
この記事では、北投温泉周辺の見どころを紹介します。台北に来たら、北投温泉でお湯につかって、旅の疲れを癒してみてはどうでしょう?
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目次:
Toggle北投温泉の見どころ|凱達格蘭文化館
北投温泉の最寄り駅、MRT「新北投」駅を出てすぐに見えてくるのが凱達格蘭(ケタガラン)文化館です。
凱達格蘭とは、かつて台湾北部に居住していた台湾原住民の名前です。
館内では凱達格蘭文化を学べる展示物を多数見学できるほか、原住民文化を活かした工芸品の購入などもできます。
凱達格蘭文化館で台湾の文化や歴史を感じてみてください。


凱達格蘭文化館(原住民博物館) 住所:台北市北投區中山路3-1號(📍GoogleMap) 電話:02-2898-6500 営業時間:9:00~17:00 休業日:月曜、祝日休み アクセス:MRT「新北投」駅1番出口から徒歩3分 料金:入場無料 👉ホームページはこちら
北投温泉の見どころ|台北市立図書館 北投分館
凱達格蘭(ケタガラン)文化館の向かいには北投公園があり、その一角に木造の「北投図書館」があります。ホテルのような美しい外観の北投図書館は、2012年の「世界で最も美しい公立図書館ベスト25」に選ばれたほどです。
また、雨水を貯蓄して植木やトイレの水に利用したり、ソーラー発電システムが導入されていたりするなど「エコ」に力を入れた図書館としても知られています。
館内は誰でも見学できるので、ぜひ足を運んでみてください。


台北市立図書館 北投分館 住所:台北市北投區光明路251號(📍GoogleMap) 電話:02-2897-7682 営業時間:日、月曜日 9:00~17:00 火~土曜日 8:30~21:00 休業日:不定休 アクセス:MRT「新北投」駅1番出口から徒歩5分 料金:入場無料 👉台北観光サイト
北投温泉の見どころ|北投温泉博物館
北投図書館の近くには北投温泉博物館があります。
博物館は日本統治時代に公共温泉として建てられた建物を利用しており、館内には当時の大浴場の様子なども残っています。
北投温泉の歴史を学べるほか、レトロな建物も見どころのひとつです。


北投温泉博物館 住所:台北市北投區中山路2號(📍GoogleMap) 電話:02-2893-9981 営業時間:10:00~18:00(最終入館 17:45) 休館日:月曜日 アクセス:MRT「新北投」駅1番出口から徒歩6分 料金:入場無料 👉ホームページはこちら
北投温泉の見どころ|地熱谷
中山路をさらに進んでいくと地熱谷という看板が見えてきます。
こちらは北投温泉の源泉のひとつで、青色の水面から1年中煙が立ち上っています。
地熱谷の源泉温度は約80〜100℃で、地熱谷の周りを歩いて一周すると冬でもかなり温かく感じます。
近くには温泉卵を売っているお店もあるので、地熱谷を訪れた際にはこちらもチェックしてみてください。


地熱谷 住所:台北市北投區中山路30號之10(📍GoogleMap) 営業時間:9:00~17:00 休業日:月曜日 アクセス:MRT「新北投」駅1番出口から徒歩13分 料金:入場無料 👉台北観光サイト
北投温泉の見どころ|瀧乃湯
地熱谷から光明路を下ってくると見えてくるのが瀧乃湯です。こちらは日本の温泉同様に裸で入れる男女別の日帰り温泉です。
北投での歴史も古く、昭和天皇が皇太子時代に訪れたこともあるそう。造りは古いですが清潔感のあるローカル温泉です。
大浴場のほかに個室の貸切風呂や足湯もあるので、好みに合わせてぜひ利用してみてください。


瀧乃湯 住所:台北市北投區光明路244號(📍GoogleMap) 電話:大浴場 ·貸切風呂 02-2891-2236 足湯 02-2892-2121 営業時間:大浴場 6:30~11:00、12:00~17:00、18:00~21:00 貸切風呂 12:00~18:00 足湯 14:00~19:00 休業日:水曜日(足湯のみ月~水曜日休み) アクセス:MRT「新北投」駅1番出口から徒歩7分 料金:大浴場 150元(時間入れ替え制) 貸切風呂 400元~(電話、または来店予約のみ) 足湯 100元(40分) 👉ホームページはこちら
アクセス
MRT「新北投」駅を降りて目の前の交差点を渡ると北投公園があり、その周辺に紹介した観光地や温泉施設があります。
※MRT「北投」駅で乗り換えが必要なので注意してください。
よくある質問(FAQ)
Q:北投温泉は台北市内からどのくらいで行けますか?
A:台北駅からMRTでおよそ30〜40分でアクセスできます。MRT「北投」駅で新北投支線に乗り換え、「新北投」駅が最寄りです。
Q:北投温泉の観光や散策にはどのくらい時間を見ておけばいいですか?
A:主要な見どころを回るなら2〜3時間程度、温泉に入浴したり博物館を見学するなら半日〜1日かけてゆっくり過ごすのがおすすめです。
Q:温泉に入るときは水着が必要ですか?裸で入れる施設もありますか?
A:台湾の多くの温泉は水着着用が基本ですが、瀧乃湯のように日本式の裸で入れる大浴場もあります。事前に施設ごとのルールを確認すると安心です。
Q:北投温泉周辺で食事やカフェを楽しめる場所はありますか?
A:はい。北投公園周辺にはローカル食堂やカフェ、温泉街ならではの食事処も点在しています。散策の合間に立ち寄るのに便利です。
Q:北投温泉は日帰りと宿泊、どちらがおすすめですか?
A:台北市内からのアクセスが良いため日帰りでも十分楽しめます。ゆったり滞在したい方や夜の温泉街を満喫したい方は宿泊もおすすめです。
北投で温泉街散策を楽しもう!
日本統治時代からの歴史がある北投温泉は、日本の温泉街と似ている部分もあれば、台湾独自の温泉文化もある見どころ満載の温泉地です。
ゆっくりと日帰り温泉に浸かるもよし、温泉街の散策を楽しむのもよし。台北市内とは違うのんびりとした時間を過ごせるスポットです。
温泉の香りを感じつつ、台湾の温泉街を満喫してみてください。
※上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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