台湾の庶民の味!台湾に来たら魯肉飯を食べよう!白いご飯に甘辛く煮込まれた豚のそぼろ肉をのせた魯肉飯はまさに台湾人の生活に欠かせないソウルフード。
白ごはんに煮込んだ肉をのせるスタイルは、日本の牛丼を連想しそうですが、台湾の魯肉飯はどんぶりごはんではなく、小さめのお茶碗で出てくるスタイルが一般的です。
一見すると物足りなく見える量ですが、台湾ではこれにスープやおかずを合せて食べる人が多く、しっかりと満腹になります。脂身が多めな肉を使っていることが多いので、胃もたれが心配ですが、意外と大丈夫なのはその小さめサイズのおかげかもしれません。
この記事では台北でおすすめの魯肉飯のお店を紹介します。日本人の口にも合う台湾の定番の味。この記事を観光に、台北魯肉飯巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
あわせて読みたい 👉【台北火鍋】台湾人おすすめ火鍋店 👉【豆花】おすすめ豆花店を紹介!
目次:
Toggle台北のおすすめ魯肉飯|鬍鬚張魯肉飯

髭のおじさんの看板が目印の「鬍鬚張魯肉飯」は、台湾で有名な魯肉飯のチェーン店です。
魯肉飯はもちろん、スープやおかずの種類が豊富。メニューに写真がついているので、中国語が分からなくても注文しやすいのが旅行者にはありがたいポイントです。
チェーン店らしく清潔感のある店内で落ち着いて食事ができるので、ローカル店に足を踏み入れるのはまだちょっと不安……という方にもおすすめです。チェーン店ですが、味も間違いないおいしさです。
台湾で初めて魯肉飯を食べるなら、店構えも味も安心感のある鬍鬚張魯肉飯へ行ってみてはいかがでしょうか?
鬍鬚張魯肉飯(美食文化館) 住所:台北市大同區寧夏路54號(📍GoogleMap) 電話:02-2558-9489 営業時間:10:30~24:30 休業日:なし アクセス:MRT「雙連」駅1番出口から徒歩8分 👉ホームページはこちら
台北のおすすめ魯肉飯|北北車魯肉飯

台北駅の南側にある南陽街の路地に佇む「北北車魯肉飯」は、水色の看板が目印の小さなお店です。南陽街は予備校やオフィスが集まるエリアで、昼はビジネスマン、夜は学生で賑わうエリアです。
北北車魯肉飯では、リーズナブルな値段でおいしい魯肉飯が食べられます。濃いめの味付けですがあまりクセもなく日本人でも食べやすい味です。小菜(おかず)やスープと一緒に注文すれば、満足感のある一食になること間違いなし!
飲食店がひしめく路地の中ほどにあるので、通りすぎないように注意して探してみてください。
北北車魯肉飯 住所:台北市中正區公園路20巷21號(📍GoogleMap) 電話:0970-316-948 営業時間:11:30~20:30 休業日:なし アクセス:MRT「台北車站」駅M6出口から徒歩3分 👉公式facebookはこちら
台北のおすすめ魯肉飯|天天利美食坊

人気観光地、西門町でいつも行列ができている「天天利美食坊」は、滷肉飯(ルーロー飯)に半熟蛋をのせた「滷肉飯+荷包蛋」が人気のお店です。
胡椒が効いたちょっとスパイシーな滷肉飯と半熟卵相性が抜群で、この味を知ると卵なしでは滷肉飯が食べられなくなるかも!?
滷肉飯以外にも蘿蔔糕(大根餅)や蚵仔煎(牡蠣オムレツ)など、台湾の定番小吃がそろっているので、気になるメニューをいろいろ試してみるもの面白いかもしれません。
天天利美食坊 住所:台北市萬華區漢中街32巷1號(📍GoogleMap) 電話:02-2375-6299 営業時間:11:00~22:30 休業日:月曜日 アクセス:MRT「西門」駅6番出口から徒歩4分
台北のおすすめ魯肉飯|大橋頭魯肉飯

MRT「大橋頭」の近くにある延三夜市の中にある「大橋頭魯肉飯」では、豚の角煮がドカンとのった珍しいタイプの魯肉飯を食べることができます。一般的には台湾で「焢肉飯(豚の角煮ご飯)」と呼ばれるものに近いですが、このお店ではこのスタイルが魯肉飯です。
メニューには「魯肉飯」と「幼肉魯飯」という2種類の魯肉飯があり、普通の魯肉飯を注文すると角煮が丸ごとのったタイプのものが出てきます。一般的な魯肉飯を食べたい場合は、幼肉魯飯をチョイスしてください。
脂ののった豚バラ肉を使っていますが、味付けはあっさりめで、付け合わせの高菜と一緒に食べると意外とぺろりといただけます。
ガッツリ系のご飯が好きなら、ぜひ大橋頭魯肉飯の魯肉飯を味わってみてください。
大橋頭魯肉飯 住所:台北市大同區延平北路三段64號之1(📍GoogleMap) 電話:02-2592-6004 営業時間:11:00~15:00、17:00~20:30 休業日:日曜日 アクセス:MRT「大橋頭」駅1A出口から徒歩4分
台北のおすすめ魯肉飯|まとめ
台湾の家庭の味でもある魯肉飯。ローカルグルメながらも、最近は日本でも魯肉飯を扱うレストランがあったり、魯肉飯の素が販売されていてたりするなど、食べたことがある人も多いかもしれません。
しかし、台湾で食べる魯肉飯はそれとは別もの!(と、筆者は思っています。)台湾に来たからには、ぜひ本場の味を味わってみてください。
ちなみに、「魯肉飯」と「滷肉飯」は同じ料理をさしており、違いはありません。本来は「滷」が正しいそうで、「魯」は誤表記なのだとか。過去に台北市政府が「滷肉飯」の正式名称を使おうキャンペーンを実施したこともあるそうですが、今でもお店によって使う字が違うので、どちらも定着しつつあるのかもしれません。
台北でおいしい魯肉飯をお腹いっぱい味わってくださいね!
※上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
この文章はお役に立ちましたか?
フィードバックをいただき、ありがとうございます








