台湾のほぼ中央に位置する南投県は、台湾で唯一海に面していない内陸県です。
台湾最高峰の山、玉山や、台湾最大の淡水湖、日月潭があるなど自然豊かな土地でもあります。
今回は、観光客数や台湾のインターネット上の話題性、SNSのシェア数などの総合的な指標をもとに算出された南投県の人気観光地トップ10を紹介します。
次の台湾旅行では、台湾の自然や歴史を感じる南投観光へ出かけてみてはいかがでしょうか?
目次:
ToggleNo,1|日月潭
南投県の観光地といえば日月潭は外せません。
観光ツアーでもコースに入ることの多い定番観光地で、湖の美しい景色が堪能できるリゾートとして台湾の人にも大人気の場所です。
フェリーで湖を巡ったり、湖畔をサイクリングしたり、ロープウェイに乗ったりなど自然を満喫できるアクティビティも豊富です。
台湾中部を訪れるなら、ぜひ行きたい魅力あふれる観光地です。


日月潭 住所:南投縣魚池鄉(📍GoogleMap) 👉ホームページはこちら
関連記事 【日月潭】台湾最大の淡水湖!日月潭のおすすめスポット8選 【日月潭グルメ】日月潭に来たら絶対に食べたいグルメ7選!ここでしか食べられないグルメを紹介!
No,2|清境農場
「霧の桃源郷」ともいわれる清境農場は、海抜1750メートルに位置する農場です。周囲を高い山に囲まれていて、年間を通して霧が漂う幻想的な景色が魅力です。
桜や新緑、紅葉など四季折々の草花が楽しめるほか、羊や馬なども飼育されており、羊のショーなどを観賞することもできます。
かつて雲南やミャンマーからこの地に移住してきた人が多い歴史的背景があり、雲南やミャンマーの郷土料理なども楽しめます。
大自然と歴史、文化を体験できる清境農場は、一度は訪れたい南投の観光名所です。

清境農場 農場本部住所:南投縣仁愛鄉仁和路170號(📍GoogleMap) 電話:049-280-2748 営業時間:8:00~17:00 👉ホームページはこちら
No,3|九族文化村
九族文化村は台湾原住民のテーマパークです。
園内では原住民の伝統的な住居を再現したエリアを見学したり、台湾の多様な原住民の舞踊や音楽のショーを楽しむことができます。
また、ジェットコースターなどのアトラクションを楽しめる遊園地エリアもあり、家族や友達と1日たっぷり楽しむことができます。
桜祭りや、ラベンダー祭りなど季節ごとの花を楽しむイベントが開催されるなど、年間を通して楽しめるのも魅力です。
日月潭のすぐそばにあるので、日月潭と一緒に観光するのがおすすめです。


九族文化村 住所:南投縣魚池鄉金天巷45號(📍GoogleMap) 電話:0800-678-198 営業時間:9:30~17:00 👉ホームページはこちら
No.4|杉林渓森林生態リゾート園区
杉林渓森林生態リゾート園区(杉林溪森林生態渡假園區)は、南投の山間にあり自然豊かな景色が年間を通して楽しめます。
春は山桜やつつじ、夏はコスモスやダリア、秋は紅葉、冬は梅と、四季折々の花を鑑賞したり、ハイキングを楽しんだりと、アウトドアなアクティビティを楽しみたい人におすすめです。


杉林渓森林生態リゾート園区(杉林溪森林生態渡假園區) 住所:南投縣竹山鎮溪山路6號(📍GoogleMap) 電話:049-261-1217 営業時間:7:00~21:00 👉ホームページはこちら
No,5|奥万大国家森林遊楽区
奥万大国家森林遊楽区(奧萬大國家森林遊樂區)は、人の手がほとんど入らない自然公園で、豊かな生態系を育む自然の宝庫です。
人工の光もほとんどないため、夜には満天の星空を眺めることもできます。
台湾最大規模の楓香(フウコウ)という落葉樹の林では、秋から冬にかけて紅葉を楽しむことができ、多くの人が訪れます。
台湾の大自然を感じたいなら、ぜひ足を運びたい観光地です。


奥万大国家森林遊楽区(奧萬大國家森林遊樂區) 住所:南投縣仁愛鄉親愛村大安路153號(📍GoogleMap) 電話:049-297-4511 営業時間:8:00~17:00 👉ホームページはこちら
No,6|渓頭自然教育園区
渓頭自然教育園区(溪頭自然教育園區)は、台湾大学農学部の演習林として管理されている場所のひとつで、「生きた自然の教室」とも称される自然豊かな場所です。
園内にはベニヒノキやイチョウが植えられているほか、1,000を超える植物が生息しています。
ハイキングコースや登山道も多数整備されており、霧に包まれた幻想的な山道を歩くことができます。
台湾で森林浴といえば渓頭を思い浮かべる台湾人が多いほど、定番のハイキングスポットです。


渓頭自然教育園区(溪頭自然教育園區) 住所:南投縣鹿谷鄉森林巷9號(📍GoogleMap) 電話:049-261-2210 営業時間:7:00~17:00 👉ホームページはこちら
No,7|埔里酒造工場
埔里酒造工場(埔里酒廠)は、日本統治時代に作られた醸造所で、台湾で初めて観光化した酒工場として知られています。
埔里(ほり)は水に恵まれた土地で、おいしい水と確かな醸造技術により上質な酒が作られてきました。
なかでも紹興酒が有名で、まろやかな口当たりと、ほんのりとした甘で、非常に飲みやすいといわれています。
お酒が好きなら、埔里酒工場の紹興酒を試してみてはいかがでしょうか?


埔里酒造工場(埔里酒廠) 住所:南投縣埔里鎮中山路三段186號(📍GoogleMap) 電話:049-298-4006 営業時間:9:00~17:00(土、日曜日は17:30まで営業) 👉ホームページはこちら
No,8|車埕駅
台湾ローカル線、集集線の終点にあたる車埕駅(車埕車站)は、ノスタルジックな美しさのある観光地です。
日本統治時代に林業で栄えた歴史を持ち、当時の面影が残るどこか懐かしい日本を感じる風景が人気を集めています。
車埕林業資料館(車埕木業展示館)や林班道体験工房(林班道體驗工廠)など、林業の歴史を展示している施設や、木工体験ができる施設など、みどころも満載です。
次の台湾旅行では、ローカル線の旅に出てみるのはいかがでしょうか?


車埕駅(車埕車站) 住所:南投縣水里鄉民權巷2號號(📍GoogleMap) 営業時間:8:00~17:00 👉交通部観光署 台湾観光情報ネット
関連記事 【車埕老街】林業の街、車埕のノスタルジックな魅力6選!台湾のローカル線の旅に出かけよう!
No,9|双龍滝虹色吊り橋
双龍滝虹色吊り橋(雙龍瀑布七彩吊橋)は、全長345メートル、高さ110メートルを誇る、台湾最長のつり橋として知られています。
虹色の橋がかかる渓谷は、大自然と人工的な建築とのコントラストが魅力的な景色を作り出しています。歩くたびに揺れる橋は、絶景と絶叫を一度に楽しめるスポットでもあります。
絶景好きやスリルを味わいたい人は、ぜひチャレンジしてみてください。


双龍滝虹色吊り橋(雙龍瀑布七彩吊橋) 住所:南投縣信義鄉光復巷(📍GoogleMap) 営業時間:8:00~17:00(最終入場時間15:30) 👉ホームページはこちら
No,10|集集駅
台湾のローカル線、集集線の途中にある集集駅(集集車站)のシンボルは、ヒノキで作られた木造の駅舎です。
1930年に建てられた駅舎は1999年に発生した921大地震により倒壊してしまいましたが、2001年に従来の駅舎と同じ建築方法で再建されました。
また、集集は日本統治時代に天皇にバナナを献上したという記録がある、バナナの名産地です。
駅周辺にはバナナを使ったグルメが食べられるお店もあるので、ぜひ探してみてください。


集集駅(集集車站) 住所:南投縣集集鎮(📍GoogleMap) 👉交通部観光署 台湾観光情報ネット
南投観光マップ
記事で紹介した観光地をまとめたマップです。
自然と歴史を感じる南投へ
自然豊かな南投県は、台北などの都市部とは違う台湾の魅力を感じられる場所です。
日本からの旅行ではマイナーな場所ですが、台湾国内では人気の観光地でみどころもたくさんあります。
台湾人にとっての南投の魅力は、なんといっても大自然。
名所を回る海外旅行も楽しいですが、自然の中でゆっくりする海外旅行も、また違った満足感が味わえるはずです。
この記事を読んで南投に興味が出てきたなら、次の台湾旅行では、ぜひ南投を訪れてみてください。

※上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
この文章はお役に立ちましたか?
フィードバックをいただき、ありがとうございます