【馬祖観光レポ-ト】1泊2日で馬祖の北竿・南竿を巡る旅!馬祖ビエンナーレ作品も紹介!

【馬祖観光レポ-ト】1泊2日で馬祖の北竿・南竿を巡る旅!馬祖ビエンナーレ作品も紹介!

台湾の離島、馬祖に行ってきた!先日、1泊2日で馬祖観光へ行ってきたので、今回はその時の馬祖観光レポ-トをお届けします。

台湾の離島の中でも中国大陸に近く、閩東文化の影響が色濃く残る地域で、台湾本島とは一味違う魅力あふれた島です。

媽祖信仰や、2022年から始まった馬祖ビエンナーレなど、見どころが満載の馬祖のうち、北竿と南竿を弾丸旅で巡ってきました。

馬祖に行ったつもりで楽しんでもらえたら嬉しいです。

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馬祖とは?

馬祖とは、南竿(ナンガン)、北竿(ベイガン)、東引(ドンイン)、西莒(シージュ)、東莒(ドンジュ)の5つの島とその他の小さの島からなる列島で、それらを総称して馬祖列島や、馬祖諸島と呼んでいます。そのため、厳密には馬祖という島はありません。

台湾本島からは台北松山空港と台中空港から飛行機が出ていて台北~北竿、台北~南竿がどちらも約50分、台中~南竿が約75分となっています。

馬祖の島間の移動は飛行機もありますが、一般的にはフェリーでの移動がメインになっています。

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出典:馬祖国家風景区観光情報サイト
👉馬祖国家風景区管理処

馬祖観光の見どころ

馬祖の見どころは、長年軍事拠点としての役割を果たしてきた歴史から軍事関連、戦争関連の施設が多いことが挙げられます。

また、中国大陸が肉眼で確認できるほど近く、中国福建閩東地方の伝統的な石造りの街並みや食文化、伝統などが色濃く残っていることも特徴です。

さらに、4~6月には波打ち際で幻想的な青い光を放つ藍眼淚(青の涙)を見られるチャンスがあることなども魅力のひとつです。

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馬祖ビエンナーレとは?

2022年から始まった台湾初の島巡りアートフェスティバル「馬祖國際藝術島(馬祖ビエンナーレ)」は、2年に1回開催されるアートの祭典です。

2025年の会期は9月5日~11月16日。馬祖の5つの島(南竿、北竿、東引、西莒、東莒)に50を超える作品が展示されていて、島巡りをしながらアートを楽しむことができます。

2025年のテーマは閩東語の「拍楸」で、馬祖で代々受け継がれてきた伝統漁法を意味します。毎年8~9月に十数日間かけて馬祖の住民を総動員して巨大な竹杭を海底に打ち込み、漁網を固定する漁法だそう。また、翌年の豊漁の基盤を築くという意味合いもあるのだとか。

3回目となる馬祖国際芸術島は「拍楸」をテーマに、アートを通して国内外のアーティストや島民、観光客がひとつになって、海と人の共生関係を再考し、海と陸の間に浮かぶ馬祖の未来を照らし出すという願いが込められているそうです。

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馬祖観光レポ-ト|1日目(北竿)

后沃聚落:馬祖ビエンナーレ作品「海量」「風化顯影」

后沃聚落(后沃集落)は、かつて漁村だった村です。后沃聚落の「沃」は「澳」という意味で、北竿の西側にある白沙村から見ると島の最も奥(もっとも東側)に位置ずるためこう呼ばれるようになったそう。

ここでは馬祖ビエンナーレ作品の「海量」と「風化顯影」を観ることができます。

「海量」は、后沃集落の廃墟と廃屋、水平線を融合させ、光と影が物質と交錯する時空装置を表現している作品です。

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馬祖ビエンナーレ作品「海量」

「風化顯影」は馬祖の自然環境の中で錆び自動車や風化した外壁などの写真を通し、馬祖の未来が風化するのか否かを問いかけた作品だそう。

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馬祖ビエンナーレ作品「風化顯影」

どちらの作品も廃墟とアートという対比が際立っていて引き込まれました。

戰爭和平紀念公園主題館

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戰爭和平紀念公園主題館(戦争和平紀念公園主題館)は、馬祖の戦争の歴史を学ぶことができる資料館です。

戦争関連の武器やスローガンの展示をはじめ、馬祖の人々の生活の様子を伝える品物などもあり、馬祖の歴史が戦争と切り離せないものであることを知ることができる興味深い場所です。

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馬祖を旅していると、いたるところで軍事関連施設を目にします。馬祖に来たなら、ぜひここで馬祖の歴史についてもう一歩深く知ることをおすすめします。

芹壁聚落

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ヨーロッパの港町にいるかのような錯覚を覚える芹壁聚落(芹壁村)は、どこを切り取っても絵になるフォトジェニックな馬祖、北竿の観光名所です。

中国の福建省などで見られる閩東建築の伝統的な家屋がほぼ完ぺきに残されている場所で、現在は古い家屋をリノベーションしたカフェや民宿が多くあります。

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ここからは対岸にある中国大陸を肉眼ではっきりと確認することができ、近さを改めて実感します。

写真を撮りながらゆっくりと観光するのが楽しいスポットです。

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北竿37據點

北竿37據點(37拠点)は、もともと軍事拠点だった場所で、今は展望台といて解放されています。

軍事拠点だっただけあって見晴らしがよく、晴れた日の眺めは特に最高です。

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北海坑道

37拠点のそばにある北海坑道(午沙坑道/午沙北海坑道)は、1968年に兵士たちがツルハシやスコップ、熊手などを使い掘った坑道です。

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ボートの停泊場所として作られたそうですが、完成後は一度も使われるとこはなかったのだとか。

現在は中を見学することができますが、引き潮の時でないと中に入れないので訪れる際は注意してください。

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昼食:龍和餐廳

馬祖での最初の食事は龍和餐廳へ。

媽祖の名産、淡菜(ムール貝)や紅棗(なつめ)を使った紅棗飯など、馬祖ならではのメニューをいただくことができます。

馬祖では淡菜(ムール貝)や紅棗(なつめ)をよく食べるそうで、どのレストランへ行ってもこれらのメニューをよく見かけます。

特に淡菜(ムール貝)は、台湾では馬祖でしか取れない名産品なので、馬祖に来たらぜびたくさん食べて帰ってください。

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淡菜
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紅棗飯

北竿白沙港からフェリーで南竿福澳港へ

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北竿から南竿へはフェリーで移動しました。移動時間は約15分で、あっという間の船旅でした。

離島旅行はフェリーでの移動も醍醐味ですよね。


馬祖観光レポ-ト|1日目(南竿)

南竿26據點:馬祖ビエンナーレ作品「不是誰的棋子,我們是…」

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馬祖ビエンナーレ作品「不是誰的棋子,我們是…」

南竿26據點(26拠点)もかつての軍事拠点で、半地下の構造が秘密基地のような雰囲気を思わせます。

半地下に作られた通路は今でも通ることができ、通路を抜けると見晴らしのいい展望室に繋がります。

37拠点に行った時も思いましたが、軍事拠点は目の前を遮るものがなく、広い海を遠くまで一望できるので、本当に気持ちのいい景色を見ることができます。

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ここでは馬祖ビエンナーレ作品の「不是誰的棋子,我們是…」という、碁盤をモチーフにした作品を鑑賞できます。

碁石に描かれた絵は馬祖に住む人たちが描いたものです。

馬祖の歴史への敬意を込めた作品で、碁石に描かれたイラストから馬祖の今を感じることができる温かみのある作品でした。

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夕食:醉仙樓

醉仙樓(酔仙楼)では、これまでの人生で初めて出会う龜足(カメノテ)という甲殻類の仲間をいただきました。

名前の通り、見た目がカメの手なので一瞬びっくりしますが、食べると磯の香りがする海鮮という感じで、貝っぽさを感じる不思議な食材でした。

馬祖は海鮮が豊富で、海鮮好きにはぴったりの観光地かもしれません。

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龜足(カメノテ)

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南竿北海坑道(藍眼淚(青の涙)観賞)

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馬祖に来たらぜひ見てみたいのが、夜の海に光る藍眼淚(青の涙)でしょう。

海岸で見るには4~6月という限られたシーズンに訪れる必要がありますが、この南竿北海坑道なら、ほぼ通年を通して藍眼淚を見ることができます。

小さいヘラをもってボートに乗り、真っ暗になった坑道内でヘラでひたすら水面をたたくとキラキラ光る藍眼淚を見ることができます。

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この日もたくさんの藍眼淚を見ることができ、夢中で水面をたたきまくりました。

ボートに乗り終始下を向きながら水面をたたく姿勢になるので、乗り物酔いしやすい方は気を付けてください。

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馬祖観光レポ-ト|2日目(南竿)

朝食:萬家香早餐

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女兒餅

2日目の朝食は萬家香早餐で、餛飩(ワンタン)と狗麵(まぜ麺)、さらに女兒餅をいただきました。

馬祖では餛飩のことを扁肉というそうで、今回食べたワンタンスープは扁肉湯といいます。

途中でお酢を入れると、さっぱりして最後までおいしく食べられます。

女兒餅はほんのり甘くて、おやつに食べるのもおすすめです。

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餛飩(ワンタン)
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狗麵(まぜ麺)

津沙聚落:馬祖ビエンナーレ作品「打開」「海之瀝瀝」

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津沙聚落(津沙集落)は馬祖の中で中国大陸に最も近い漁村です。石造りの伝統的な家屋が立ち並ぶ集落で、今も実際にここで暮らしている方もいます。

民宿やカフェがある細い路地は趣があり、歩いているだけでもわくわくするエリアです。

ここでは、馬祖ビエンナーレ作品の「打開」と「海之瀝瀝」を見ることができます。

馬祖酒廠(馬祖酒造会社)の製品の瓶で作られた「打開」は、廃墟に門を作ることで歓迎の意味を表した作品だそう。

【馬祖観光レポ-ト】1泊2日で馬祖の北竿・南竿を巡る旅!馬祖ビエンナーレ作品も紹介!
馬祖ビエンナーレ作品「打開」
【馬祖観光レポ-ト】1泊2日で馬祖の北竿・南竿を巡る旅!馬祖ビエンナーレ作品も紹介!
馬祖ビエンナーレ作品「打開」

「海之瀝瀝」は、戦争と生活が共存していた馬祖の姿を現した作品。

「天を仰ぎ、海に向かい、風雨を遮る」という閩東建築に使われる瓦を使い、「家と国」「防衛と庇護」というテーマを問いかけているのだそうです。

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馬祖ビエンナーレ作品「海之瀝瀝」
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馬祖ビエンナーレ作品「海之瀝瀝」

歴史を知ってから作品を見ると、感じることも変わってくるところが馬祖ビエンナーレの面白さだなと思いました。

鐵堡

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鐵堡(鉄堡)は、かつて海を渡って来る敵の侵略を防ぐ目的で作られた軍事要塞だったそうです。

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長い階段を降りた先にあるので、行き帰りが少々疲れますが、台所やベッド、トイレなど軍事要塞の生活の跡を見ることができたり、展望室からの絶景が見られたりと行く価値のあるスポットです。

媽祖巨神像

馬祖の名前の由来は、航海の神様「媽祖」からきています。「媽祖は馬祖にあり」という言葉の通り、馬祖には媽祖信仰が深く根付いています。

媽祖巨神像は、媽祖の巨像を間近で見られるスポットで、海を一望できる山の上に堂々と立っています。

【馬祖観光レポ-ト】1泊2日で馬祖の北竿・南竿を巡る旅!馬祖ビエンナーレ作品も紹介!

船の甲板のような展望台が巨像の目の前にあり、まるで船首像を見ているような気分になります。

風を感じる巨像を、ぜひ間近で見てみてください。

馬祖境天后宮

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媽祖巨神像のある山のふもとには、媽祖が祀られている馬祖境天后宮があります。ここには父親を救うために命を落とした媽祖の遺体が眠っているそうです。

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目の前の海と、山の上の媽祖象を見渡せるロケーションは、馬祖に来たことを実感させてくれるスポットです。

馬祖港:馬祖ビエンナーレ作品「海就是我的陸」

馬祖境天后宮前の馬祖港(馬港)では、馬祖ビエンナーレ作品の「海就是我的陸」を見ることができました。

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馬祖ビエンナーレ作品「海就是我的陸」

使わなくなった軍艦や旧台湾馬祖航路船などから収集した船の部品を使った作品で、馬祖の人々の軍艦への記憶を思い起こさせる作品なのだそう。

クジラのようなかわいいフォルムが癒しをくれる、穏やかな作品です。

八八坑道:馬祖ビエンナーレ作品「第88號記憶的顫音」

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八八坑道は戦時中に銃や弾薬を保存する倉庫として使われていた坑道で、現在は高粱酒(コーリャン酒)の貯蔵庫として使われています。

坑道内は一歩足を踏み入れるとお酒の香りが充満していて、香りだけで酔いそうになるほど。

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ただ、お酒の貯蔵に適しているというだけあってすごく涼しいので、暑い夏の観光の合間に立ち寄ると涼しさで行き帰ります。

ここには馬祖ビエンナーレ作品の「第88號記憶的顫音」がありました。

酒甕を挟んで両サイドにあるモニターには軍人へのインタビューや軍事演習の実録、馬祖で暮らす人々が歌う様子などが映し出され、戦争と人々の生活、感情の動きなどを表現しています。

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馬祖ビエンナーレ作品「第88號記憶的顫音」

昼食:枕戈待旦餐廳

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枕戈待旦餐廳は、枕戈待旦紀念公園にあるレストランで、店内から海が見渡せる見晴らしの良さが特徴です。

ここでは馬祖小籠包という水餃子と小籠包の中間のようなメニューや、海鮮、そしてやっぱり最後は淡菜(ムール貝)もいただきました。

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馬祖小籠包

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馬祖観光レポ-ト|まとめ

昼食後は南竿空港へ向かい、今回の旅は終了です。

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台湾本島とは番う雰囲気を持つ馬祖は、台湾でありながらどこか別の場所に来たような感覚になる、魅力的な島でした。

他にも東引、西莒、東莒と今回は行けなかった島もあるので、2年後の馬祖ビエンナーレの際には、ぜひ全島制覇したいと思っています!

今回の馬祖ビエンナーレの会期は2025年の会期は9月5日~11月16日です。今年を逃しても2年後にまた開催される予定なので、次の台湾旅行は馬祖ビエンナーレ&馬祖観光を考えてみてはいかがでしょうか?

離島好き、アート好きならぜひ足を運んでほしい島。馬祖の魅力が伝わったら嬉しいです。


馬祖観光レポ-ト|よくある質問(Q&A)

Q:馬祖へはどこから行けますか?

A:台北松山空港から南竿・北竿行きの便、または台中空港から南竿行きの便があります。フライト時間は台北からは約50分、台中からは約75分です。

Q:馬祖の島間移動はどうやって行うの?

A:主にフェリーで移動します。北竿〜南竿間は約15分で、便数も多く便利です。そのほか、南竿から東引、西莒、東莒へのフェリーはそれぞれ約50~55分です。

Q:馬祖観光は何泊くらい必要?

A:主要スポットを巡るなら1泊2日でも十分楽しめますが、ゆっくり回るなら2泊から3泊ほど余裕を持った日程がおすすめです。

Q:馬祖ビエンナーレはいつ開催されますか?

A:2025年は9月5日〜11月16日まで開催予定です。2年に一度行われるので、次回を狙うのもおすすめです。

Q:馬祖ビエンナーレはどの島で見られますか?

A:南竿、北竿、東引、西莒、東莒の5島全体が会場になります。島ごとに展示作品が異なります。

Q:藍眼淚(青の涙)はいつ見られますか?

A:自然現象としては4~6月が見頃です。南竿北海坑道では通年見られるツアーもあります。


※上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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