台湾温泉おすすめ完全ガイド|泉質・エリア・宿泊で選ぶ特別な旅2026

台湾温泉おすすめ完全ガイド|泉質・エリア・宿泊で選ぶ特別な旅2026

編集部|Travel Editor

台湾温泉おすすめを選ぶ際は、エリアと泉質を軸に絞り込むのが失敗しない方法です。北投の硫酸塩泉、礁渓の美人の湯、関子嶺の泥湯と、各地で泉質が大きく異なります。秋冬は温泉旅行のベストシーズンで、旅行シーズン中は貸切風呂や宿泊の事前予約をおすすめします。

このガイドのポイント

  • 台湾全土で確認済みの温泉地は約100か所以上。泉質は炭酸水素ナトリウム泉・硫酸塩泉・泥質泉・炭酸塩泉など多岐にわたります(交通部観光署、2026年10月情報/参考:交通部観光署公式サイト)。
  • 北投の青磺泉(ラジウム泉)は微量のラジウム元素を含み、同じ泉質を持つのは世界で北投と日本の玉川温泉のみという希少な泉質です。
  • 礁渓・北投・谷関・関子嶺が四大人気温泉エリア。公共交通機関でアクセスでき、初めての台湾温泉旅行にも向いています。

台湾はユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境界に位置し、全島に地熱が分布しています。確認済みの温泉地は全土で約100か所以上にのぼり、泉質は炭酸水素ナトリウム泉・硫酸塩泉・泥質泉・炭酸塩泉など多種多様です(交通部観光署、2026年10月情報)。

都市近郊から山奥の秘湯まで幅広く点在しており、北投は大屯火山群の恩恵で世界的に希少な青磺泉を擁し、礁渓は宜蘭平原に湧く珍しい平地温泉、関子嶺の泥湯はイタリア・シチリア島および日本・鹿児島の温泉と並ぶ世界三大泥湯温泉のひとつとして知られています。歴史的な雰囲気、自然景観、上質な宿泊体験など、目的に合わせた温泉選びが楽しめるのが台湾の魅力です。

2026〜2027年 台湾温泉イベントカレンダー

毎年秋冬は台湾温泉旅行のハイシーズンです。交通部観光署の「台湾好湯」計画では、各主要温泉エリアでテーマイベントが開催され、一部は翌春まで続きます。以下は2026〜2027年度の主なイベント一覧です(資料:交通部観光署 台湾好湯、2026年10月情報。イベントの詳細・日程は公式発表をご確認ください)。

開催期間 イベント名 温泉エリア
2026/9/1〜2027/7/31 台湾好湯-知本温泉・四季泉癒 知本温泉エリア
2026/9/4〜10/31 台中好湯温泉季(音楽会&部落マーケット) 谷関温泉エリア
2026/9/19〜10/31 南投温泉季 埔里・東埔・北港渓温泉エリア
2026/10/1〜2027/2/28 宝来不老温泉季 高雄宝来温泉エリア
2026/10/9〜12/5 烏来温泉 森の癒し季 烏来温泉エリア
2026/10/15〜2027/2/28 冬恋蘭陽温泉季 礁渓温泉エリア
2026/10/22〜10/26 台北温泉季 北投温泉エリア
2026/11/1〜12/6 ロマンティック山海恋-金山万里温泉季 金山万里温泉エリア
2026/11/14〜11/21 山城関子嶺-泥湯ゆっくり旅 関子嶺温泉エリア
2026/12/4〜2027/3/1 屏東四重渓温泉季 四重渓温泉エリア

台湾温泉おすすめエリア・北台湾:北投・陽明山・烏来・金山・礁渓

北台湾は台湾でもっとも温泉施設が集まるエリアで、台北市内から30分以内に北投、1時間以内に烏来や礁渓へアクセスできます。希少な青磺泉から透明な炭酸泉まで泉質も多彩で、交通の便と宿泊施設の選択肢は全国随一です。時間が限られているなら北投、山の緑に包まれたいなら烏来、宜蘭観光と組み合わせるなら礁渓が向いています。

北投温泉:百年の歴史と世界的に希少な泉質

北投温泉は1894年にドイツ人のQuelyが初めて発見し、日本統治時代に大規模開発が進んだ、台湾温泉史の出発点です。泉質は硫酸塩泉で、pH約3〜4、水温約50〜90℃、ほのかな硫黄の香りが特徴です(2026年10月情報)。なかでも特筆すべきは青磺泉(ラジウム泉)で、微量のラジウム元素を含み、同じ泉質を持つのは世界で北投と日本の玉川温泉のみです。台湾温泉旅行で一度は体験したい希少な泉質といえます。

北投温泉エリアでは、入浴のほかに周辺の見どころも行程に加えると充実した旅になります。散策コースは北投温泉のおすすめスポット5選、温泉街の歴史は北投温泉博物館完全ガイド、宿泊先の比較は北投温泉ホテル5選で詳しく紹介しています。

北投温泉博物館(入場無料・日本統治時代の大浴池を保存)

台湾温泉おすすめ|北投温泉博物館(入場無料・日本統治時代の大
北投の五つ星ホテル、ザ・ガイア・ホテル台北。アメニティにエルメスのバスセットを採用し、温泉体験の質が一般的な湯屋とは一線を画します。画像提供:Facebook 大地酒店 The Gaia Hotel.Taipei

北投温泉博物館は、日本統治時代の公衆浴場を前身とする歴史施設です。静岡県・伊豆山温泉の建築様式を参考に設計されたとされ、赤レンガと木造屋根がイギリス田園風の外観を生み出しています。館内には当時の「大浴池」の原形が今も保存されており、温泉の歴史に関心がある方や親子連れに向いています。20〜30分ほどで見学でき、入場は無料です。MRT新北投駅から徒歩圏内に位置しています。

  • 住所:台北市北投区中山路2号
  • 営業時間(参考):09:00〜17:00(月曜休館)
  • 料金:無料
  • Google マップで見る

日勝生加賀屋国際温泉ホテル(にっしょうせいかがやこくさいおんせんホテル):老舗の日本式温泉旅館体験

日勝生加賀屋国際温泉ホテルの日本式客室と浴衣体験
加賀屋では複数の浴衣を用意しており、宿泊客は自由に選んで着替えられます。女将によるサービスは布団の準備からアメニティの手配まで行き届いており、北投で日本式温泉旅館文化をもっとも総合的に体験できる宿のひとつです。画像提供:IG @beitoukagaya

台湾で本格的な日本式温泉旅館の雰囲気を体験したい方に向いているのが、北投を代表する宿、加賀屋です。数寄屋建築の意匠を取り入れた館内では、女将によるきめ細かなサービス、浴衣と木履の貸し出し、布団の敷き込みサービスが揃っています。最大の特徴は青磺泉(ラジウム泉)を引湯していること。館内の岩盤浴と組み合わせることで、より深い温浴体験が楽しめます。宿泊しない場合も日帰り湯屋券を購入して利用できます。貸切風呂はNT$2,300〜、宿泊はNT$12,000〜が目安ですが、料金は変動しますので事前確認をおすすめします。

ザ・ガイア・ホテル台北(大地酒店):五つ星の贅沢と白磺泉

ザ・ガイア・ホテル台北の4層書棚フォトスポットと温泉客室
大地酒店の「光陰蔵書閣」は4層吹き抜けの書棚が圧巻のフォトスポット。湯屋のアメニティにはエルメスのバスセットが揃っています。画像提供:Facebook 大地酒店 The Gaia Hotel.Taipei

大地酒店は北投でもひときわ存在感を放つ五つ星ホテルです。4層吹き抜けの書棚「光陰蔵書閣」は多くの旅行者が訪れるフォトスポットとなっています。白磺泉を引いた湯屋にはエルメスのアメニティが揃い、スパ施設・露天プール・フィットネスジムも完備。上質な温泉体験を求める方に向いています。宿泊しない場合も、大衆風呂と貸切風呂は日中に利用できます。大衆風呂NT$1,600〜、貸切風呂NT$2,300、宿泊NT$9,000〜が目安ですが、公式サイトでご確認いただけます。

サンアーハンガン(三二行館):静寂を重視する大人の温泉空間

三二行館の温泉空間と日本的な禅スタイルのデザイン
三二行館は16歳以上限定・完全予約制で運営されており、大衆池は1回4時間利用可能。北投でもっとも品質管理を徹底した高級温泉施設のひとつです。画像提供:IG @anshuann

三二行館は静寂を大切にする高級路線の温泉施設で、16歳以上限定・完全予約制で運営されています。静かな環境を求める大人の旅行者に向いています。白磺泉と青磺泉の両方を備え、大衆池は1回4時間利用できるほか、禅坐室と読書室も併設されています。人混みを避けてゆっくり過ごしたい方に候補として挙げたい一軒ですが、小さなお子様連れや予算を抑えたい場合には向いていません。大衆湯NT$1,200〜、貸切風呂NT$2,200〜、宿泊NT$18,800〜が目安ですが、料金は公式情報で最新状況をご確認ください。

陽明山温泉:白磺泉と希少な青磺泉、山の眺望

陽明山温泉は白磺泉が主流で、pH約4〜5の半透明乳白色の湯は肌に優しく「美人の湯」とも呼ばれています。青磺泉はpH1〜2と世界的に極めて希少な泉質で、長湯は避け、入浴後はしっかり洗い流すことが大切です。エリアの代表的な施設を以下に紹介します。

  • 陽明山天籟渡假酒店(新北市金山区名流路1-7号):2,000坪の露天風呂と360度スライダーを備え、温泉とウォーターパークを組み合わせた施設です。台湾温泉 家族旅行に向いています。
  • 皇池温泉御膳館(台北市北投区行義路402巷42-1号):青磺泉を使用しており、食事をすると無料で入浴できます。砂鍋粥が看板メニューで、平日は比較的ゆったり過ごせます。
陽明山天籟渡假酒店の露天温泉風呂と山の眺望
陽明山天籟渡假酒店は2,000坪の広大な露天風呂とウォーターパーク施設で知られ、子ども連れの家族旅行に向いています。画像提供:陽明山天籟渡假酒店公式サイト

烏来温泉:炭酸泉の美人の湯とタイヤル族の文化

烏来はタイヤル語で「熱い水に注意」を意味する地名で、透明で弱アルカリ性の炭酸泉は角質ケアと新陳代謝の促進に効果があるとされ、肌がなめらかになると評判です。春の桜の季節には、花を眺めながら湯に浸かる体験が烏来ならではの楽しみです。烏来の街歩きは烏来観光のおすすめスポット6選もあわせてご覧ください。

烏来瀑布の壮観な景色
高さ約80メートルの烏来瀑布。秋冬は水量が落ち着き、両側の山林と相まって静かな景観を楽しめます。勇士広場から正面に眺めるのがおすすめのアングルで、温泉の前後に立ち寄れます。画像提供:IG @maji_0624

ウーライ・リュウチェン(烏来旅晨):山頂の制高点から望む絶景湯屋

烏来旅晨の温泉民宿・山の景色と眺望窓のある湯屋
烏来旅晨は烏来の制高点に位置し、湯屋106はティファニーブルーの壁面が特徴的なフォトスポット。各湯屋から雪山山脈の眺望が楽しめます。画像提供:IG @wulai_rechange_spring

西羅岸路の山上に位置する烏来旅晨は、烏来老街を見下ろし、雪山山脈の山並みを遠望できる眺望が魅力です。4種類の客室タイプがあり、湯屋106はティファニーブルーの壁面がSNSで人気のフォトスポット、101号室は純白の大理石の冷温浴槽が特徴です。山の景色を楽しみながら温泉に浸かりたいカップルや旅行者に向いています。湯屋NT$1,200〜、休憩NT$2,000〜、宿泊NT$4,200〜が目安ですが、念のため公式サイトで確認するのがおすすめです。

フーセン・バンジ Trio:宿泊なし・日帰り専門の贅沢湯屋

フーセン・バンジ Trioの烏来湯屋・黒を基調としたデザインと竹すだれ・木材の内装
フーセン・バンジ Trioは日帰り専門の湯屋施設。黒を基調にした内装に竹すだれと無垢材を組み合わせ、豪華湯屋にはダブルベッドと2つの浴槽を備えています。アフタヌーンティーとの組み合わせも可能です。画像提供:Facebook 馥森 阪治 Trio

Trioは宿泊なし・日帰り専門の貸切風呂施設で、「景観湯屋」と「豪華景観湯屋」の2タイプを用意しています。カップルや友人グループでの日帰り温泉に向いています。いずれも大きな景観窓を備え、豪華湯屋にはダブルベッドと2つの浴槽があり、アフタヌーンティーとの組み合わせも楽しめます。貸切風呂NT$1,300〜が目安ですが、公式サイトでご確認いただけます。

金山温泉:海洋砂泉を含む4種の泉質が揃う温泉地

金山温泉は大屯山系の海岸沿いに位置し、硫黄塩泉(海洋砂温泉)・硫黄泉・炭酸泉・鉄泉の4種類の泉質が一帯に湧出しています。女性の体調や肌の敏感さに効果があるとして「婦女之湯」と呼ばれてきた歴史ある温泉地です。

金湧泉 SPA 温泉会館:親子向け・千坪の露天海洋風呂

金湧泉 SPA 温泉会館の露天大衆池と子ども向け水遊びエリア
金湧泉 SPA 温泉会館には水深60センチの子ども向け水遊びエリアがあり、水鉄砲・チルドレンレインフォレスト・子ども用スライダーを完備。4〜12歳の子どもを連れた家族旅行に安心して選べる施設です。画像提供:IG @alice062751

金湧泉の最大の特徴は、水深60センチの子ども向け水遊びエリアです。水鉄砲・チルドレンレインフォレスト・子ども用スライダーを備え、4〜12歳の子どもに向いています。大人はSPAジェット浴・スチームサウナ・サウナ・岩盤浴・フラワーハーブ温泉など7種類の施設を同時に楽しめます。台湾温泉 家族旅行で金山エリアを訪れる際に、まず候補に入れたい施設です。

陽明山出霧温泉:全室独立温泉浴槽付きの小さな高級宿

出霧温泉ホテル最上階の出霧書房と180度パノラマガラス窓の山の景色
出霧温泉ホテル最上階の「出霧書房」は180度のガラス窓で山の景色を一望できます。63度の傾斜角を持つ建築デザインが光と影の独特な空間を生み出しています。画像提供:IG @diane_0128

出霧温泉(旧・陽明28温泉会館)は全28室の小規模ホテルで、全室に独立した温泉浴槽を備えています。泉質はpH8.8の弱アルカリ性硫黄泉で、わずかに黄緑がかった色合いが特徴です。63度の傾斜角を持つ建築デザインが印象的で、最上階の「出霧書房」は壁一面の書棚と180度のガラス窓から山の景色を楽しめます。こぢんまりとした上質な宿泊体験を求める方に向いています。

礁渓温泉:アクセス抜群の平地温泉・宜蘭の美人の湯

礁渓晶泉丰旅の屋上インフィニティ温泉プールと夜景
礁渓晶泉丰旅の屋上には露天インフィニティ温泉プールがあり、夜間は星空映画館も楽しめます。礁渓市街中心部に位置しながら落ち着いた雰囲気の精品ホテルです。画像提供:IG @elva870424

礁渓温泉は炭酸水素ナトリウム泉で、水温50〜60℃、ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・カリウムなどのミネラルを豊富に含み「美人の湯」と呼ばれています。台湾でも珍しい平地温泉で、台北から台鉄で約1時間とアクセスしやすく、礁渓温泉 宿泊と宜蘭観光を組み合わせた2日間の旅程が定番です。女性や家族連れにも向いています。宿の比較は礁溪温泉ホテル7選が参考になります。

礁渓温泉エリアのおすすめ宿泊施設:

  • 礁渓シンセン・フォンリュ(礁渓晶泉丰旅)(温泉路67号):晶華グループ系列の精品ホテルで、屋上にインフィニティ温泉プール、夜間は星空映画館を楽しめます。礁渓市街中心部でプチ贅沢な滞在をしたい方に向いています。
  • 礁渓寒沐酒店(健康路1号):シンプルで自然な雰囲気の宿で、全室に独立した温泉浴槽を備えています。2階では終日ビュッフェを提供しています。
  • 礁渓老爺酒店(五峰路69号):五峰旗風景区に位置し、野天風呂・洞天風呂・グランピング体験を提供。アウトドアアクティビティと温泉を組み合わせたい方に向いています。
  • 宜蘭力麗威斯汀度假酒店(員山郷永同路三段268号):85室の客室と6棟の独立ヴィラを備え、各ヴィラに独立プールと温泉浴槽があります。家族や複数人でのグループ旅行に向いています。
礁渓寒沐酒店のシンプルで自然な雰囲気の客室と温泉浴槽
礁渓寒沐酒店は全室に独立した温泉浴槽を備え、多くの客室にテラスが延びるデザインです。落ち着いたスタイルを好む旅行者に向いています。画像提供:礁渓寒沐酒店公式サイト

台湾温泉おすすめエリア・東台湾:鳩之沢・瑞穂・知本・金崙

東台湾の温泉は宜蘭の山間部、花蓮の縦谷、台東の海岸沿いに点在しています。泉質は炭酸水素ナトリウム泉が中心で、原住民族の文化体験と組み合わせられるエリアもあります。北部に比べて旅のペースがゆったりしており、2〜3泊の深度旅行に向いています。台東エリア全体の観光は台東観光おすすめ10選、宿泊先は台東ホテル7選をご覧ください。

鳩之沢温泉:太平山の森林浴と巨大石湯池

鳩之沢温泉の露天SPAエリアにある巨大石湯池
鳩之沢温泉の露天SPAエリアは巨大な石をくり抜いた湯池が並ぶ独自のデザインで、石ごとに湯温が異なります。他の温泉地では見られない珍しい設計です。画像提供:IG @miumiu_331

太平山国家森林遊楽区内に位置する鳩之沢温泉は、標高520〜700メートルの山中に湧く温泉です。源泉温度は約140℃と高温ですが、入浴エリアでは適温に調整されています(2026年10月情報)。泉質は弱アルカリ性炭酸水素ナトリウム混合泉で、水質は透明で無臭、入浴後は肌がなめらかになります。「露天温泉SPAエリア」の巨大石湯池は台湾唯一のデザインで、石ごとに湯温が異なるため好みに合わせて選べます。「露天裸湯エリア」では男女別の大衆裸湯も体験できます。営業時間は09:00〜19:00(参考)です。

清水地熱公園:無料の足湯と温泉卵体験

清水地熱公園の地熱蒸気と温泉卵・食材の調理体験
清水地熱公園では地熱蒸気が立ち込める中、食材を購入して温泉卵やトウモロコシを自分で調理できます。調理を待つ間は無料の足湯で温まれます。画像提供:IG @ch_chiang_

宜蘭大同の清水地熱公園は泉温が95〜104℃に達する高温地熱地帯で、卵茹で池・冷却池・無料足湯池を備えています。有料の「清水泉湯屋」も利用できます。ビジターセンターで食材と調理器具を購入・レンタルし、温泉卵を茹でながら足湯を楽しむスタイルが人気で、親子連れやグループ旅行に向いています。入園・足湯は無料で、食材・器具・湯屋は別途料金がかかります(公式情報をご確認ください)。

  • 住所:宜蘭県大同郷三星路八段501巷150号
  • 営業時間(参考):09:00〜17:00、年中無休(旧正月大晦日のみ休園)
  • Google マップで見る

瑞穂温泉:台湾唯一の炭酸塩泉・黄金色の湯

花蓮の瑞穂温泉は台湾唯一の炭酸塩泉です。鉄・バリウムなどの元素を含み、泉水は錆黄〜錆赤色を呈し、pH約6〜7という穏やかな酸性度が特徴です(2026年10月情報)。水面に浮かぶ「湯の花」(ミネラル結晶)は独特の見た目で、日本からの旅行者が専門的に訪れることもある希少な温泉です。代表的な宿泊施設として、瑞穂コスモスホテル(瑞穂天合国際観光酒店)があります。ホグワーツ城を思わせる外観で知られ、夏季には256坪のウォーターパーク、冬季には黄金温泉・石板浴・サウナ裸湯を提供しています。広大な施設規模で、家族連れの複数日滞在に向いています。

知本温泉:「東台第一景」と弱アルカリ性の美人の湯

知本老爺酒店の日本式建築と原住民族の文様デザイン
知本老爺酒店(チーベン・ロウイェホテル)は日本式木造建築に原住民族の文様を取り入れたデザインが特徴。「天幕風呂」には4種類の素材の湯屋があり、原住民族の歌舞ショーも楽しめます。画像提供:IG @ismshh

台東の知本温泉は「東台第一景」と称される温泉地で、日本統治時代から開発が進んでいます。弱アルカリ性炭酸水素ナトリウム泉は無色透明で無臭、肌への優しさが特徴です。主なおすすめ宿泊施設を紹介します。

  • 知本老爺酒店(チーベン・ロウイェホテル)(龍泉路113巷23号):東部初の国際級温泉リゾートで、「天幕風呂」には4種類の素材の湯屋と室内外の裸湯があります。アーチェリー・ゴルフ・原住民族の歌舞ショーも提供しており、文化体験を重視する旅行者や家族連れに向いています。宿泊NT$10,200〜が目安ですが、公式サイトでご確認いただけます。
  • 東遊季温泉渡假村(温泉路376巷18号):15ヘクタールの広大な敷地に3,000坪の養生温泉エリアを備え、露天温泉・長方形の水遊びプール・子ども向け水遊びエリア・温泉卵コーナーがあります。バーベキューエリアとキャンプエリアも設置されており、家族や複数人のグループ旅行に向いています。宿泊NT$2,500〜が目安ですが、念のため公式情報をご確認ください。

金崙温泉:台東・太麻里の野渓温泉と冬の桜

金崙温泉は台東県太麻里郷金崙村に位置する弱アルカリ性炭酸水素ナトリウム泉で、pH7〜8、無色透明でほのかな硫黄の香りがあります。水温は約70〜90℃と高めのため、入浴時は湯温に注意が必要です(2026年10月情報)。冬季には渓流沿いに野生の桜が咲き、美しい景観が広がります。代表的な宿泊施設として丹堤温泉会館(太麻里郷多良村多良2-2号)があり、全室に独立した湯屋を備え、庭園には温泉調理エリアがあります。大武山を眺めながら温泉卵を楽しむゆったりとした時間が魅力です。

中台湾温泉おすすめ:泰安と谷関

中台湾の温泉は苗栗の泰安と台中の谷関が代表的なエリアです。両地とも炭酸水素ナトリウム泉で、山林の景観がそれぞれ異なる魅力を持っています。谷関は標高800メートルに位置し、開発の歴史が100年以上と長く、リーズナブルな宿から高級リゾートまで選択肢が幅広いのが特徴です。泰安は静かな山間の雰囲気が魅力で、喧騒から離れたい旅行者に向いています。

谷関温泉:中部でアクセスしやすい四季の温泉山城

谷関の明治温泉老街・日本式提灯と木造建築
明治温泉老街は日本式の提灯・神社風の建物・江戸時代風の木造平屋が並ぶ通りで、浴衣レンタルをして散策できます。谷関で温泉以外に楽しめる雰囲気ある見どころです。画像提供:IG @chichioooo

谷関温泉の旧称は「明治温泉」で、明治40年(1907年)に発見された中台湾でも歴史の深い温泉地のひとつです。中性炭酸水素ナトリウム泉は白濁した湯色でなめらかな肌触りが特徴で、標高800メートルに位置しています。春は桜、夏は避暑、秋は紅葉、冬は温泉と四季を通じて楽しめます。周辺の明治温泉老街では浴衣レンタルをして散策できる日本式の雰囲気が漂っています(2026年10月情報)。

明治温泉飯店:1927年創業の百年老舗

明治温泉飯店の日本式建築と紅白提灯の参道
明治温泉飯店の浴場は1927年創業。銀灰色の琉璃瓦屋根の日本式建築と紅白提灯の参道が、谷関でもっとも歴史的な雰囲気を持つ温泉ホテルとして知られています。画像提供:IG @gtg_mr_kim

明治温泉飯店の浴場は1927年の創業で、谷関温泉開発の先駆けとなった施設です。アルカリ性炭酸泉は無色透明で水温60℃、日本統治時代から親しまれてきた歴史があります。銀灰色の琉璃瓦屋根と紅白提灯の参道が醸し出す懐かしい雰囲気は、谷関の温泉施設の中でも際立っています。露天浴池の入浴料はNT$300、宿泊は2人部屋NT$2,600〜、4人部屋NT$3,800〜が目安です。

星のや谷関:台湾初の高級温泉リゾート

星のや谷関のガラスと木格子の建築外観と山林の景色
星のや谷関はガラスと木格子を組み合わせた建築外観が谷関の緑の山林に溶け込んでいます。多くの客室がメゾネット構造で、山の景色が屏風のように広がります。画像提供:IG @sharon512xx

星のや谷関は汶山企業が20億元を投じて建設し、日本の星野リゾートが運営する施設で、台湾初の高級温泉リゾートとして知られています。ほぼ全室がメゾネット構造で、共用施設には「水の庭園」の散策路・大浴場・プール・スパが揃っています。弱アルカリ性炭酸水素ナトリウム泉の湯質はきめ細かく、特別な記念日や上質な体験を求める旅行者に向いています。標準客室はNT$18,000/人〜が目安ですが、料金は変動しますので公式情報で最新状況をご確認ください。予算を抑えたい場合は明治温泉飯店や統一渡假村谷関も選択肢に入れてみてください。

統一渡假村谷関温泉養生会館:多彩な水療施設とタイヤル文化の融合

統一渡假村谷関の五行湯と屋外風呂施設
統一渡假村谷関の「五行湯」には薬草浴・SPAビューティー湯・フルーツ天国・タイヤル之湯・日本津村名湯の5種類があり、屋外風呂には滝湯・トンネル浴・気泡浴も揃っています。画像提供:Facebook 統一渡假村uniresort

統一渡假村谷関温泉養生会館はリニューアル後に再オープンし、現代的なキャンプスタイルの要素も取り入れています。「五行湯」(薬草浴・SPAビューティー湯・フルーツ天国・タイヤル之湯・日本津村名湯)と屋外風呂(滝湯・トンネル浴・気泡浴)が冬の温泉体験の目玉です。併設の松饕レストランではチョウザメ料理も楽しめます。谷関温泉エリアの中では満足度が高い施設のひとつです。大衆湯池NT$300/人、2人部屋NT$6,880〜、6人部屋NT$15,080〜が目安です。

泰安温泉:苗栗の山間に湧く弱アルカリ性の癒しの湯

泰安温泉は苗栗県泰安郷の汶水渓谷に位置し、日本統治時代に警察療養所が設けられた歴史ある温泉地です。弱アルカリ性炭酸水素ナトリウム泉は透明で肌に優しく、観霧国家森林遊楽区に近いため、森林浴と組み合わせた1〜2日の旅程に向いています。

享沐時光莊園渡假酒店:インターチェンジから10分・充実した施設

享沐時光莊園の露天風呂と炭酸水素塩泉施設
享沐時光莊園は炭酸水素塩泉の「美人の湯」を引き、700坪超の露天風呂と40メートルプールを備えています。インターチェンジから10分以内というアクセスのよさが苗栗の温泉施設の中でも際立っています。画像提供:IG @vianliu0502

苑裡に位置する享沐時光莊園渡假酒店は、高速道路インターチェンジから10分以内でアクセスできる利便性が特徴です。炭酸水素塩泉は無色無臭で、全室に独立した温泉浴槽を備えています。700坪超の露天風呂・40メートルプール・ガラス張りSPA湯屋・サウナ・スチームサウナ・屋上裸湯と施設が充実しており、一か所でゆっくり過ごしたい旅行者に向いています。

泰安観止温泉会館:自然と調和した山間の温泉空間

泰安観止温泉会館のインフィニティプールと山間の緑の景観
泰安観止温泉会館の山間インフィニティプールは周囲の緑と一体化したデザインで、大量の無垢材とガラスカーテンウォールが室内外の景色をつなぎます。泰安でもっとも自然の雰囲気を感じられる温泉施設のひとつです。画像提供:IG @mayc_mylife

泰安観止(Onsen Papawaqa)は無垢材・ガラスカーテンウォール・植物を多用した自然感あふれる空間が特徴で、光と影が時間とともに変化します。山間のインフィニティプールもフォトスポットとして人気があります。環境の雰囲気を重視し、自然の中でゆっくり過ごしたい旅行者に向いています。

湖畔花時間:大湖の山間にあるペット同伴可の炭酸泉民宿

湖畔花時間・苗栗の山間温泉民宿と自然の景観
湖畔花時間は大湖の山間に位置するペット同伴可の民宿で、屋外の星空温泉エリアでは炭酸水素ナトリウム泉に浸かりながら夜空を眺められます。画像提供:IG @_anna510

大湖の山間に位置する湖畔花時間はペット同伴可の民宿で、愛犬と一緒に宿泊できます。炭酸水素ナトリウム泉はミネラルを豊富に含み、夜は屋外の星空温泉エリアで満天の星を眺めながら入浴できます。客室は山の景色・湖の景色・コテージ棟に分かれており、喧騒を離れてペットと旅したい方に向いています。

南台湾の台湾温泉おすすめ:関子嶺の泥湯と四重渓

南台湾の温泉を代表するのは台南の関子嶺と屏東の四重渓です。どちらも国内有数の歴史ある温泉地で、北投・陽明山と並ぶ「台湾四大温泉」に数えられています。南部の温泉シーズンは晩秋から春先にかけてで、気温が下がる時期に温泉体験がより快適になります。

関子嶺温泉:世界三大泥湯温泉のひとつ

関子嶺の景大渡假莊園・鉱泥温泉施設とイギリス式荘園建築
景大渡假莊園は4,000坪の敷地に鉱泥岩湯・気泡池・大衆裸湯など20種類以上の水療施設を備えています。画像提供:IG @alice_travelfoodie

関子嶺温泉はイタリア・シチリア島および日本・鹿児島の温泉と並ぶ世界三大泥湯温泉のひとつとして知られています。黒褐色の泥を含んだ独特の湯は他の温泉地では体験できない希少なもので、台湾温泉 秋冬 旅行の目玉として人気があります。台南市白河区に位置し、南部の温泉旅行の定番エリアです。

四重渓温泉:湯の花が浮かぶアルカリ性炭酸水素ナトリウム泉

屏東の四重渓温泉はアルカリ性炭酸水素ナトリウム泉で、泉水中の鉄分が空気に触れて酸化することで水面に「湯の花」(温泉花)が形成されるのが特徴です。毎年12月から翌年3月にかけて「屏東四重渓温泉季」が開催され、秋冬の南台湾旅行の楽しみのひとつとなっています。

よくある質問

台湾温泉おすすめのエリアはどこですか?

アクセス重視なら北投(台北から30分)、宜蘭観光と組み合わせるなら礁渓(台北から鉄道約1時間)、珍しい泥湯体験なら関子嶺がおすすめです。

台湾温泉の泉質にはどんな種類がありますか?

主な泉質は炭酸水素ナトリウム泉・硫酸塩泉・泥質泉・炭酸塩泉の4種類です。北投の青磺泉(ラジウム泉)は世界で北投と日本の玉川温泉にしかない希少な泉質です。

台湾温泉は日帰りで楽しめますか?

北投・烏来・礁渓などの主要エリアでは日帰り入浴が可能です。貸切風呂(台湾温泉 貸切風呂)はNT$1,200〜2,300が目安で、事前予約が安心です。

台湾温泉の秋冬旅行はいつがベストですか?

10月〜2月が温泉旅行のハイシーズンです。各地で「台湾好湯」計画のイベントが開催され、気温が下がる時期に温泉体験がより快適になります。

台湾温泉で家族旅行に向いているエリアはどこですか?

礁渓・知本・瑞穂が台湾温泉 家族旅行に向いています。子ども向け水遊びエリアがある金湧泉SPA温泉会館(金山)や東遊季温泉渡假村(知本)も選択肢です。

北投温泉はどんな温泉ですか?

北投温泉は硫酸塩泉で、pH約3〜4、水温約50〜90℃、ほのかな硫黄の香りが特徴です。青磺泉(ラジウム泉)は世界で北投と日本の玉川温泉にしかない希少な泉質です。

台北から近い温泉エリアはどこですか?

北投は台北市内から30分以内、烏来や礁渓は1時間以内でアクセスできます。礁渓は台鉄で約1時間、台湾でも珍しい平地温泉です。

貸切風呂は事前に予約したほうがよいですか?

旅行シーズン中は貸切風呂や宿泊の事前予約をおすすめします。貸切風呂の料金はNT$1,200〜2,300が目安です(2026年10月時点の情報)。

中部・南部のおすすめ温泉地はどこですか?

中部は苗栗の泰安と台中の谷関(標高800メートル)、南部は台南の関子嶺(世界三大泥湯温泉のひとつ)と屏東の四重渓が代表的です。

※本記事の料金・営業時間・イベントスケジュール等は2026年10月時点の情報をもとに整理しています。訪問前に各施設および交通部観光署(taiwan.net.tw)の公式情報をご確認ください。

参考資料

本記事は交通部観光署(台湾観光局)の公式情報、各温泉施設の公開情報、および宜蘭・花蓮・台東各県政府の観光資料をもとに構成しています。最終更新日:。

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